コラム第31話 津軽家の菩提寺

  • 2013.06.30 Sunday
  • 18:47
 津軽家の菩提寺は弘前市にある長勝寺で、歴代藩主の墓所のほか、環月台(初代藩主 為信の室・阿保良姫)、碧巌台(2代藩主・信枚)、明鏡台(2代藩主信枚の室・満天姫)、 白雲台(3代藩主・信義)、凌雲台(6代藩主・信著)の5つの霊屋が建てられています。  初代藩主・為信の霊屋は革秀寺(弘前市)に、4代藩主・信政の廟所は高照神社(弘前 市)にあります。  このほか、江戸時代には参勤交代による江戸住まいの際に亡くなった藩主もいたため、 江戸にも菩提寺がありました。2代藩主・信枚の師である天台宗大僧正・天海の助言によ り建てられた上野の津梁院です。この寺院の院号は信枚が天海から血脈を受け、授けられ た号「津梁院権大僧都寛海」に由来しています。  弘前市にはもう一カ所菩提寺としていた報恩寺があります。報恩寺には3代藩主・信義 以降の墓所がありましたが、のちに長勝寺に移されました。  また、藩主の正室や生母、姫君の墓が貞昌寺(弘前市)にあり、為信の生母、3代藩主 信義の生母・辰姫、為信の娘・伊喜などの墓があり、貞昌寺は裏菩提所とも呼ばれてい ます。貞昌寺は為信の生母の戒名「桂屋貞昌大師」から由来する寺号だそうです。 出典:青森県の歴史散歩、弘前の文化財、弘前市ホームページ、天台宗東京教区ホームページ
-haru-