コラム第22話 一国一城令

  • 2013.06.24 Monday
  • 11:50
 一国一城令とは、江戸幕府が諸大名に出した、基本的に1つの国に1つの城しか保有が認められない制度です。大名の勢力(軍事力)を統制して、徳川家による全国支配を強化することを目的としていました。慶長20年(1615年)大阪夏の陣直後、徳川家康の意向により2代将軍:徳川秀忠が定め、諸大名あてに居城以外の分国中の城をすべて破却するよう命令しました。この指令は、無断での居城修補を禁じるとともに,新規の築城も厳禁しました。主に外様大名の多い西日本を対象とし、数日のうちに約400の城がこわされたといいます。これにより安土桃山時代に3,000近くもあったといわれる城郭が約170まで激減し、結果として家臣団や領民の城下町集住が一層進んだとされています。                                     (サト)