第34話 黒石神社 〜黒石神社の歴史〜

  • 2013.08.20 Tuesday
  • 13:02

※黒石神社


青森県黒石市にある黒石神社。


※黒石神社内


弘前藩の支藩である黒石藩の祖とされる津軽信英(のぶふさ)は、明暦2年(1656)年、弘前藩から5千石の分知を受け「黒石津軽家」を創立しました。また「黒石領」を成立させ、後年「黒石藩」の基礎を作りました。寛文2年(1662年)に信英(のぶふさ)が弘前城で死去すると、遺言により黒石陣屋の東南の隅に廟を建立して埋葬したのが始まりと伝えられています。


津軽信英(のぶふさ)は、弘前二代藩主・津軽信牧(のぶひら)の次男として正室満天姫の間に生まれました。津軽為信(ためのぶ)の孫に当たります。(黒石地方誌P57)


※黒石神社内


明治時代に入り黒石陣屋が廃城になると旧家臣達は藩祖の遺徳を偲び明治12年に神祭願いを県令に提出、社殿建立に至りました。その際、黒石陣屋の大手門近くにあった廟門を移築し江戸時代の建築物としては唯一の遺構となっています。黒石神社は郷社に列し更に明治15年には県社に昇格しています。  
現在の黒石神社宮司は津軽黒石家15代当主でもあります。  神社には社宝も多く、御神刀と呼ばれる「金梨子地牡丹紋散蒔絵衛府太刀拵」が青森県重宝に指定されている他、藩祖信英書状、御神刀太刀、などが黒石市指定文化財に指定されています。(黒石地方誌P521〜522)

出典 黒石市史 資料編2 p269(黒石市)
   黒石地方誌p57  p521~p522(黒石町役場)

(金さん)