コラム第12話 乳井館

  • 2013.06.12 Wednesday
  • 17:11

 乳井城の近くにある、乳井古館。この山城の規模は東西150m×300mほど。城縄張りは頂部に構築された主郭部を中心に、周囲に郭を敷設していたと思われます。頂部に構築された主郭部は東西80m×南北120mほど、内部は堀で仕切られた南・北の二郭からなり、優位性に勝る南側の平場が主郭と想定されます。
 現在、主郭部には愛宕社(あたご)と祀られ、公園として整備されています。
 乳井古舘内には、乳井神社があり、坂上田村麻呂が津軽に7社建立した内の1つで毘沙門天が勧請され武器が納められたと伝えられています。その他に板碑群や、乳井神社の五輪塔など、中世からの神仏混合の名残が多く見られ何れも弘前市指定有形文化財に指定されています。                                   

(サト)