コラム第8話 名前が変わる意味

  • 2013.06.08 Saturday
  • 10:51

 第8話コラム   〜名前が変わる意味〜

 なぜ昔の人は名前が頻繁に変わっていくのか?疑問に思っている人も多いと思います。しかしこれには明確な理由があります。
 まず、生まれたときに付けられるのが幼名。成人して元服(男)なり髪上げ(女)なりするときに実名(忌み名という。使われることは稀です)と通称を与えられます。そのあと主君を変えた際、女性ならば再婚した歳に改名するなど、様々な理由があります。人生の転機で生まれ変わったということで名前を変えるのです。
 忌み名とは公には明かされず、信頼できる近しい人たちにのみ知らされていました。 忌み名が知れ渡ると、その忌み名を使って呪術にかけられたり、意のままに操られると信じられていたそうです。
 為信の場合は、扇(幼名)→弥四郎(実名)→為信(主君に仕える)→津軽為信(津軽統一の為、名字を改名)といったように変わっていくのです。

(メガネ)