南部編コラム20話 南部領は他にもあった?

  • 2013.07.21 Sunday
  • 22:33



江戸時代、関東が武蔵国と呼ばれていた頃、現在の埼玉県岩槻市の辺りには南部藩があったという説があります。
この場所は、南部藩の時代から御鷹場として存在していたのではないかといわれています。
実際にこの場所では南部長芋が作られていて、幕府に献上しており、その種は南部藩から持っていたものだということが東京の国立博物館にある資料に書かれているようです。
しかし、武蔵国絵図を見ても南部の文字は見当たらず、事実は謎に包まれています。
この武蔵国絵図はウェブサイトの国立公文書館デジタルアーカイブでも見ることができます。
このことから、埼玉県岩槻市は南部藩のものではなく、岩槻領内に南部藩の御鷹場があったのではないかといわれていますが現在まで確証はありません。
これがもし南部藩の領地であったとしたら、南部藩は奥州だけではなく関東にまで進出していたのかもしれません。

参考文献 幻の南部領
(メガネ)